構成: 小説
ページ数: 448p
作者: 余華
訳者: 飯塚容
出版社: 中央公論新社
言語: 日本語
発売国: JAPAN
発売日: 2022年10月20日
生まれたばかりの娘を置いて妻はどこへ消えたのか。清末民初の革命吹き荒れる中国を舞台に、現代中国を代表する作家・余華が描いた男と女の慟哭の物語。
20世紀初頭の清末民初、匪賊が跋扈し自然災害が襲う混迷の時代、林祥福は、兄とともに南方の町「文城」からやって来た女・小美を妻にする。束の間の幸せが訪れたが、小美は林家の金を持ち出し姿をくらましてしまう。林祥福は生後まもない娘を連れて妻を探す旅に出るが…。人災と天災、過酷な運命に翻弄され、それでも強く生きていく人々を圧倒的筆致で描く大河巨編。
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