・山形県産のデラウェアを購入して造ったワイン。ブドウはデラ空洞と同じものを使用。
・開放型の木桶発酵槽(VAT)と一部開放型のステンレスタンクにて除梗破砕無しの全房セミマセラシオンカルボニック仕込み。
・野生酵母で発酵が始まるのを待つ。
仕込み始めてから5日程でアルコール発酵が始まり、発酵中盤からフーラージュ開始と共にポンプによるルモンタージュを行う。
発酵終盤からはピジャージュに切り替え、優しめの抽出を心掛ける。
・発酵最終盤まで醸し、仕込み始めから約1ヶ月後に空圧式のメンブレンプレス機にて搾汁。
・プレス後は500Lのフードル(大樽)にて熟成(新樽)
・4~5ヶ月の樽熟成後滓引きして瓶詰め。
・仕込みから瓶詰まで一切の亜硫酸は添加をしておらず、無濾過、無清澄。
・デラ空洞はヌーヴォーながら厚みと豊かな果実味を感じられるワインであったが、このワインはデラウェアの醸しのポテンシャルの高さを教えてくれる存在となった。
ピンクグレープフルーツのような心地良い酸味の中に、ピーチティーのようなほんのりとした甘さ、ほろ苦さを感じられる。
フードルを使用することで新樽のニュアンスをあまり出さず、僅かな樽香がより複雑味を持たせる。
白ワインや赤ワインとも異なる低アルコールワイン。
(文:レヴァンヴィヴァン荻野さん)
※こちらのワインはおひとり様1本までとさせていただきます。
ボディ 甘さ 酸味 果実味 複雑さ 樽香 4 3 3 4 3 3
- タイプ(Type)
- シードル(cider)
- 生産者(Winery)
- レヴァンヴィヴァン(LES VINS VIVANTS)
- 産地(Region)
- 日本(Japan)>東御(Toumi)
- 品種(Grape)
- デラウェア
- 内容量(Volume)
- 750ml
- 備考(Remarks)
- 野生酵母/亜硫酸無添加