サスティナブルを取り入れながらこの価格帯で提供できるのはまさに企業努力だと思う。ダイアンとジル夫妻によって1985年に設立。今やパイオニア的存在としての立場を築いていますが、シャーウッドエステートがピノ・ノワールを造りはじめた頃、
ニュージーランド国内でピノ・ノワールを醸造しているワイナリーはたったの5軒でした。
ニュージーランドのブティックワイナリーとしては珍しく、ブドウの栽培からボトリングまで一貫して自社で行っており、最新鋭の設備を導入し、
自然酵母を用いるなど、一つ一つ妥協を許さないこだわり抜いた細かな仕事を行っています。
ニュージーランド国営の環境保護プログラム「サステイナブル」にいち早く取り組み、環境に配慮したワイン造りを行っています。
「サステイナブル」は有機栽培以外にも、資源の再利用、エネルギーや水資源の使用改善、生態系の維持など、広範囲での定義が細かく定められた認証です。
ワイパラに6つ、合計250エーカーの自社畑では、ブドウの樹木の間に花を植え、害虫を寄せ付けることにより、農薬を使用せずブドウの栽培が行われています。
化学肥料は使用せず、醸造の際に生じたブドウの皮などの廃棄物や、剪定された枝や葉などから自社設備にて堆肥を製造し、肥料として使用しています。
また、深さ20mにも及ぶ自社貯水槽を所持し、冬場の雨水や醸造の際に使用した水の再利用をワイナリー内で行っています。
このような環境に配慮したブドウ栽培とワイン醸造を徹底できるのも、全て自社で行うシャーウッド・エステートならではです。4月中旬に絶好の状態で収穫されたブドウは、発酵タンクに入れられ7日間の発酵後、さらに1日に1〜2回のピジャージュを行いながら
10日間のマロラクティック発酵が行われました。
25日間かけて圧搾を行った後、フレンチオーク(新樽45%、2〜3年物の古樽55%)で12か月熟成されました。
熟したベリー系の果実とプラムのアロマティックな香りがオークの複雑さとともに感じられます。
豊かな果実味で丸みのある素晴らしい余韻へと続きます。(文:ワインショップfun)
ボディ 甘さ 酸味 果実味 複雑さ 樽香 3 2 4 4 5 3
- タイプ(Type)
- 赤ワイン(Red wine)
- 生産者(Winery)
- シャーウッドエステート
- 産地(Region)
- ニュージーランド>ワイパラ
- ぶどう品種(Grapes)
- ピノノワール
- 内容量(Volume)
- 750ml
- 備考(Remarks)
- サスティナブル