真行草の真
ブルワリー :京都醸造地域 :京都、南区スタイル :West Coast Imperial IPAアルコール :8%IBU :40Hop :Mosaic, Sabro容量 :350ml※要冷蔵
ベリー、シトラス、ストーンフルーツの豊かなアロマ、控えめな苦味、クリスプで飲みやすい
ブルワリーより:【相性の良い食事】バターとローズマリーを効かせた南瓜のオーブン焼き、チミチュリソースで食べるカジキマグロのムニエル、プルドポークとたっぷりパクチーのタコス
【名前の由来】アメリカで2012年頃に登場するや、大変な人気を博し、瞬く間にIPAの代表的なホップになった「モザイク」。これを日本の諸芸当にて古来から様式、格式の違いを表す「真・行・草」に当てはめ、3種の異なるモザイクIPAを造りました。
原型である真では、モザイクホップを真正面からとらえ、除くところは除き、本質的な魅力にしっかりと磨きを加えることで、クリアでシャープな状態のモザイクを最大限に楽しめるIPAに仕上げました。
【醸造家の声】私はカリフォルニアの西海岸でビール造りの世界に飛び込みましたので、IPAの中でも西海岸スタイルのIPAは特別に感じています。西海岸のIPAは、クリスプでクリーン、そしてドライで、底抜けにホッピーであるべきです。
このビアスタイルは、ホップ特有のダンク(樹脂っぽい香りと味わい)のような徴を思い切り引き出すことを恐れる必要はありません。
このMosaicホップを大々的に取り上げたシリーズでは、これらの要素をすべて満たすだけでなく、可能な限り純粋なホップのキャラクターを表現したいと思いました。
そのために、京都醸造の新しい設備の1つである遠心分離機を活用し、ドライホッピングの前にビールを遠心分離機で処理し、酵母やその他の有機物を取り除き、クリーンな麦汁だけを残しました。
このピカピカになった麦汁を使用して、もう一つの新設備”Hopnikドライホップシステム”を用い、ホップの特性を最大限に引き出します。これにより、Mosaicホップの純粋なフレーバーを何にも妨げられることなく摘出し、そこにCitraのアクセントを少し加わえました。
モルト構成としては、シンプルにピルスナーモルトに、少しのミュンヘンモルトと小麦を使用し、ベリーやシトラス、そして松脂のキャラクターを持つホップとうまく調和させました。モダンな技術を使い、西海岸のIPAの素晴らしさを改めて感じてもらえるような、完成度の高いIPAを目指しました。