商品説明漆芸家、村瀬治兵衛氏の漆の小皿です。人気の高い「沢栗」のシリーズは、寒風に耐えて育った希少な国産の山栗を使用しています。栗は木目も美しく、経年変化で味わいのある風合いを増していきます。風格があるのに、とても軽く、水に強いのも魅力。茶托としてはもちろん、お菓子をのせたり、取皿にしたりと、いろいろに楽しんでいただけます。
治兵衛漆器の素材は、山深い厳しい環境に生育する希少な国産天然木です。ゆっくり育つことで木目が細かくなり、軽さと美しさを生み出します。特に栗材は、昔から橋や家の土台に使われるほど堅牢なことが他に代えがたい魅力で、あつい食物や油の食材をのせてもシミになることはありません。漆は語源が「麗し(うるわし)」といわれ、木の中で唯一「きへん」ではなく「さんずい」で表され、古来、漆の樹液がとても希少であり、自然の恵みに対する人々の想いが感じられます。英語で「Japan」と言われるほど、漆器とは日本を代表するもの、日本独自のものであると世界が認識しています。
作家紹介三代⽬村瀬治兵衛(さんだいめ むらせ・じへえ)⽊地から塗りまで、漆器を⼀貫制作する漆芸家。1980(昭和55)年東京造形⼤学美術学科彫刻専攻卒業。同年より家業の⽊地師・塗師として専念し、2011(平成13)年3代⽬を襲名。今の時代にあった⽤の美を追求し、美術品も暮らしの道具も分けへだてなく制作。メトロポリタン美術館(アメリカ)、ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(イギリス)などに作品が収蔵されています。
商品スペックサイズ(約):直径約21×高さ2㎝素材:クリ
製造:日本
お取扱いについて
■酸・アルカリ・耐水・保温性に優れ、和洋問わず料理が映えます。ご使用を重ねることで、漆器特有の味わい深い経年変化もお楽しみください。
■やわらかいスポンジや、天然素材のタワシ等で洗っていただくことができます。食器洗浄機・電子レンジ・冷蔵庫などは劣化を早め破損の原因になりますので、ご使用にならないでください。
■直射日光・乾燥にお気をつけ下さい。ナイフなどのご使用は、擦り傷や破損の原因となりますのでお避け下さい。
■独特の匂いがあることもございますが、ご使用いただくうちに消えていきます。