シン・ツチダ プリンセスサリー
酒蔵:土田酒造
地域:群馬、川場村
杜氏:星野氏
・原料米 :プリンセスサリー(群馬県産有機栽培)・精米歩合:88%・仕込み水:武尊連峰伏流水(関東名水百選)・麹歩合 :35%・種麹 :焼酎用黄麹・酒母製法:生酛・酵母 :蔵付き酵母(酵母無添加)・アルコール度数:15.0%(原酒)・グルコース:3.9・日本酒度 :−26・酸度 :3.4・アミノ酸 :3.1・火入れ :1回火入れ・保管方法 :常温保管
※記載されている原材料のみ使用 ラベル表示義務がない添加物も不使用
●まずはここからお米には、「ジャポニカ」米と「インディカ」米がありますこしひかり、ささにしき、山田錦など、皆さんが普段米粒や日本酒として口にしているお米は「ジャポニカ」米です.一方、タイ料理で出てくる細長いお米は「インディカ」米です.●プリンセスサリーは?実は、インディカ米とジャポニカ米の交配で、南アジアで最高級米と言われる「バスマティ」を系譜に持ちます中でも「バスマティ370」は世界的に高級米として取引されているほどで、プリンセスサリーは、このバスマティ370の系譜なのです.●特徴「香り」や「パラパラ」した食感です日本品種と交配することで、香りはやや控えめになっているそうですが、枝豆やポップコーンの香りがするとのこと!.●この実験の証人に!これまで、日本酒は単粒米(ジャポニカ米)で造られてきましたが、中長粒米であるプリンセスサリーで日本酒が造れることで、長粒米でも日本酒が造れるのだ!という実験結果の証人になれます^^.過去2回のリリースでは「研究醸造」でしたが、今回は「シンツチダ・プリンセスサリー」の名を冠しているのは、長粒米でもおいしいお酒が造れる!という土田酒造の結論であり、皆さんはこのお酒を飲むことで、その証人になれるのです!.●味わい肝心の味わいですが、実はシン・ツチダと同じ仕込みなのに、味わいは似て非なるもの!酒蔵曰く、『口に入れた瞬間は、シン・ツチダのように旨みが広がります。飲み込んだ後の後味が格段に軽いのです。濃いけど軽い。矛盾ともとれる不思議なお酒なのです。』.えーーーーっ、どいういうことなの!?香りは???.そう。疑問はつきませんが、これはもう飲んでみるしかないのです!
●酒蔵より●■お酒の特徴1.プリンセスサリーの特性香り高い飯米として人気があります。お米を蒸すときは、香り米らしい、海外にいるような香りが蔵中に広がります。しかし、揮発性のため、お酒にはなかなかその香りが残りません。シン・ツチダと同じ配合をしておりますが、味わいは明らかに異なっております。ぜひシン・ツチダとの、飲み比べをおすすめください。
2.味わいとペアリングシン・ツチダと同じ仕込み配合でありながら、プリンセスサリー特有の軽やかさと甘み・酸味のバランスが特徴です。特にスパイシーなカレーとのペアリングが推奨され、エスニック料理や洋食との相性も抜群です。食事を予想以上にふくらませ、相性がよいのを通り越して食事を豊かにします。和洋中と様々なレストランで、意外な組み合わせを生み出すお手伝いができます。
3.生酛造りと無添加土田酒造らしく、お米は、農家さんが精米したそのままの低精白で、生酛造りをしております。甘みを出すための酵素剤などの添加物に頼らず、しかも蔵に住み着く酵母が自然に発酵をするまで待った酒造りです。育てた米の力強さが酒に反映され、濃厚でありながらも軽やかな味わいを実現しました。
4.ロマン溢れる酒造り:このお米でうまいお酒ができたことで、世界には10万種以上の米が存在し、その多様な味わいを日本酒として表現できる可能性を秘めています。シン・ツチダ プリンセスサリーは、そんな夢を現実に近づける第一歩として、まさに「酒造りロマン」を体現するお酒です。